風を継ぐ者


大河ドラマ新選組!」をいつの間にか24話まで見終わってます。
予定ではもっとかかるハズだったんですが、一日2話とか平気で見てましたよね!
山南さんの走り方と、鴨の人の淋しがり駄々っ子振り、左之助の軽さが良いよね!
(どこを見てるんですか)


一応ひと段落ついたので、ちょっと別のを観ようぜ!ということになり、
ここで同居人の人所有のDVD、演劇集団キャラメルボックスの『風を継ぐ者』を観賞。



ってこれも新選組だよ!
出てくる隊士の中で、実在の人物は沖田と土方しかいませんが、
架空の人物をうまく使ったいいお話だと思います。


ご存知の方も多いかと思うんですが、
このお話の音楽はzabadakが担当しています。
殆どが既存曲のアレンジで、この話のために書き下ろされた楽曲はほんの数曲なんですが、
ホントに曲の使い方がすごく上手い。
いいところでいい曲を選んでますよね。
zabadakを知らない人は、まさか殆どが既存曲だとは思えないんじゃないかなあ。


特に、佳境に入るときに流れる「百年の満月」と、
斬り合いしてる時に流れる「POLAND」は心臓鷲掴みにされます。
うーん、実際に舞台見てみたかったなあ。
多分、殺陣の上手い人をガン見したに違いない。


このDVD、映像特典として、ディスクがもう1枚あるんですが、
その特典ディスクの中に楽曲リストが入ってまして。
どこのシーンにどの曲が使われてるのかリストアップされていて、
しかも楽曲を使ってるシーンにザッピングできるという優れもの。
なんて親切な作りなんだ、キャラメルDVD!
つーかこれ、zbadakのプロモーションも兼ねてるよ!!(笑)


更に、背景の静止画像。
どこぞの隊士が抜刀しようとしてるカンジかと思っていたら、
よーく見たらエレキ構えてる吉良さんでした(笑)
同居人もこのとき初めて気づいたらしい……。
あー、ホントびっくりした(笑)


これ多分、先に大河ドラマ見てなかったら、
話がちんぷんかんぷんだっただろうと思います。
丁度いいとこでキャラメルを差し挟んだな。
ナイスタイミング!(笑)


ホントはサントラがあるんですが、
amazonでは取扱いがないようなので、他のCDをあげときます。


十二月の午後、河原で僕は夏の風景を思い出していた。

十二月の午後、河原で僕は夏の風景を思い出していた。


サントラは、劇を観るとすごくいいCDに感じると思います(笑)
実はこのサントラ持ってたんですけど、そこまで特別には感じてませんでした(正直者)
CDとDVD、セットで観賞することをオススメするですよ。