一時的に


我が家に、ステキなギターがやってきました。


今週末、某バンドのライブがあるんですが、
ギター弾きの子のメインのギターの調子が悪く、
ライブ前にメンテナンスということで修理に出してたんですね。
(つーか修理に出さないとお話にならないカンジだった)


が、二週間経っても楽器屋さんから連絡が来ない。
ライブまで間がない、ということもあり、確認の電話を入れたらば、
「まだ見積もりがメーカーからきてない」とのこと。
うおおっと、それはもしかしたらライブに間に合わないんじゃ?
いざとなったら借りるしか……という話になったワケです。


「ちょ、Jさんにギター借りられるか聞いてみよう!」
そういえば高校のときの先輩のJさんがステキなギターを持ってて、
そんでもって今は使ってない(職場のバイトの人に貸してる)らしいことを思い出したわたしは、
図々しく電話をしてみたんでした。
(基本的にいつも図々しい)


「Jさん、ギター貸してヨ!」
「いいよー(二つ返事)」


その電話をした2日後、Jさんはバイトくんからギターを回収してくれて、
しかもうちの近くまで持ってきてくれました。
通り道とはいえ、疲れてんのにありがたいことです。


赤いセリカに積まれてやってきたそいつは、ケースからしてステキでした。
10年前に「○○万のギター買った」
(そのときはギターに興味が無かったのでうろ覚え、「高い」モノだという印象のみ)
と言われた時には全く気付くことがなかったステキっぷり。
がっちりとしたハードケースを開けると、そこには弦の張られていないJ-45が。
そこでようやく、お借りしたギターがGibsonであることが判明。
……本当にお高いものだな?


深夜(25時)にも関わらず、
どんな音が鳴るのか気になって気になってしょうがなかったわたしらは、
いそいそと弦を張る作業を始める(笑)
いや、もちろんそのときは鳴らしたりしませんよ?
ただほら、やっぱちょっとどんなカンジか様子見たいじゃないですか?
(我慢ができません)


弦張ってる時にも、微妙にぼよんぼよん言うじゃないですか。
あの音が、なんだかちょっと大きかった気がしたんですよね。
まあ、夜中でしたし、もしかしたら気のせいかもしんないなあ、とか思ってたら、
実は全然気のせいでもなんでもないことが翌日判明。
すげー!
音でけー!
漢くせえー!(褒め言葉)
やっぱりあれな。
お高いものには意味があるのな。
そんなことを実感したのでした。


Jさん、そんなステキなものを快く貸してくれてありがとう……。
実はギター弾きのメインギター、こないだぎりぎり直って帰ってきてるんだけど、
ありがたく借りておくよ……!(笑)
ライブでは、ぎゃりぎゃり弾く曲に使う予感です。